資格を取ろう!

資格を取ろう!

ワンランクアップの就職をめざして、資格取得に意欲的に取り組んでいる学生が増えています。ここでは、注目の資格を系統ごとにピックアップし、それぞれの内容・取得方法を簡潔に紹介しています。大学・学部選択や資格取得について考える際のに参考にしてください。

医・歯・薬・保健学系の学部で取得可能な資格

ここで紹介する資格の取得にあたり、どの学系に進むのが取得に有利かという点で分類しています。あくまでも目安であり、その学系に進まなかったら資格が取得できないというものではありません。

臨床検査技師【国家資格】

医師や歯科医師の指示の下、採取した血液や尿の検査、心電図や超音波エコーなど診断や治療のための検査・分析を行い、データを作成・提供する。4 年制大学や3 年制の専門学校で所定の課程を修了・卒業することなどで受験資格を得られる。さらにがんの早期発見に携わる細胞検査士をめざすことができる。

土壌汚染調査技術管理者【国家資格】

土壌汚染対策法に基づき、重金属や有機化合物などによる土壌汚染状況調査に関する手続きや調査方法の設計などを行う。土壌汚染状況調査を行う指定機関には設置が義務づけられている。2010年から始まった新しい資格で受験資格に制限はないが、資格を得るには3 年以上の実務経験などが必要となる。

食品衛生管理者(任用)【国家資格】

乳製品・食肉製品・放射線照射食品・食用油脂などを製造・加工する施設では食品衛生管理者を置くことが義務づけられており、添加物や製造加工の衛生に関して管理・指導を行う。資格試験はなく、大学で畜産学・水産学・農芸化学等の課程を修めて卒業することなどで任用資格を取得できる。

危険物取扱者(甲種・乙種・丙種)【国家資格】

危険物を扱う施設に置くことが義務づけられている。危険物は第1 類~第6 類に分類され、その取扱範囲によって資格が分けられている。印刷・薬品関係や化学工場など様々な職場で生かせる。甲種は、大学等において化学に関する学科等の卒業、または化学に関する科目の修得などが受験資格として必要。

毒物劇物取扱責任者【国家資格】

農薬・塗料などの製造・輸入・販売を行う企業・工場・店舗などで毒物や劇物の取り扱いにおける責任者となる。扱う毒物・劇物により、一般、農業用品目、特定品目の3 種類がある。受験制限は特にないが、薬剤師と、大学等で応用化学に関する学課を修了した者は有資格者とみなされるので、申請すれば取得できる。

放射線取扱主任者【国家資格】

放射線障害を防止するための管理監督を行うための資格で、放射線を取り扱う研究機関や大学、医療機関、機器メーカーなどの職場で生かせる。第1 種~第3 種の区分があり、第3 種は講習を受講することで得られるが、第1 種・第2 種は講習受講の前に、専門試験の合格が必要となる。

臨床工学技士【国家資格】

医師の指示の下、人工呼吸器・人工心肺装置などの生命維持管理装置の操作・保守点検を行う。近年の医療現場では高度な医用工学機器が導入されており、それらを操作・管理する技術者の需要が高まっている。4 年制大学や3 年制の専門学校で所定の課程を修了・卒業することなどで受験資格を得られる。

保健師【国家資格】

自治体の設置する保健所・保健センターや学校・企業・福祉施設などで、人々が健康な生活を送れるよう病気予防の観点から保健指導や健康教育・管理を行う。保健師資格取得のためには看護師国家試験の合格も必須。看護師と保健師の受験資格を同時取得できるコースを持つ大学もある。

助産師【国家資格】

妊産婦に対する保健指導、育児相談、分娩介助や、新生児のケアなどを行う。主に病院や助産院での就労になるが、保健所や母子健康センターといった職場も想定される。助産師資格取得のためには看護師国家試験の合格も必須。看護師と助産師の受験資格を同時取得できるコースを持つ大学もある。

視能訓練士【国家資格】

視力や視野、色覚、眼圧といった視能の検査を行うとともに、弱視や斜視の訓練治療などにも携わる。日本ではますます進む高齢化に伴い、眼に関する疾患も増加しているため、今後活躍の場は広がると予想される。4 年制大学や3 年制の専門学校で所定の課程を修了・卒業することなどで受験資格を得られる。

言語聴覚士【国家資格】

言語や聴覚に障がいがあり、他者とのコミュニケーションが困難な人に対して、必要な検査や助言・指導、言語訓練などのリハビリテーションを行う。医療・福祉施設はもちろん、特別支援学校や小学校などでも活躍。4 年制大学や3 年制の専門学校で所定の課程を修了・卒業することなどで受験資格を得られる。

柔道整復師【国家資格】

打撲、捻挫、挫傷(筋、腱の損傷)、骨折、脱臼などの回復のための処置を行う。接骨院や整骨院の独立開業が可能なほか、職場としては医療・福祉施設、プロスポーツの現場などが想定される。4 年制大学や3 年制の専門学校で所定の課程を修了・卒業することなどで受験資格を得られる。

精神保健福祉士【国家資格】

精神に障がいのある人に対する福祉増進をめざす専門職。精神科の医療機関、保健所、福祉施設などに所属し、主に社会復帰のための相談や訓練などの援助・サポートを行う。高ストレス社会の現代においてその役割は大きい。福祉系大学等で指定科目を修得して卒業することなどで受験資格を得られる。

公認心理師(2017年までに法案施行予定)【国家資格】

保健医療・福祉・教育などの分野において、対象者の心理状態を観察・分析し、心の問題を持つ人に対して相談・助言・指導を行うとともに、心の健康に関する教育なども行う。大学、そして大学院で心理学その他の必要科目を修めて卒業・修了することなどで国家試験受験資格が得られる予定となっている。

社会福祉士【国家資格】

高齢者や心身に障がいがある人などが快適に暮らせるように、医師や保健医療サービス提供者などと連携しながら相談者の生活環境に応じた適切なサポートをする。病院、福祉施設をはじめとして多彩な職場で生かすことができる。福祉系の4 年制大学で指定科目を修めて卒業することなどで受験資格が得られる。

介護福祉士【国家資格】

特別養護老人ホームなど各種社会福祉施設や在宅において、高齢者や障がいのある人の日常生活を支援したり、本人や介護する家族などに介護方法を指導したりする。2017~2021年度の養成校卒業者は5 年の期限つきで取得可(実務5 年または筆記試験合格で条件解除)。2022年度以降は筆記試験が必須。

健康運動指導士

医学的な基礎知識や運動生理学の知識などを基に、個人の身体状態に適した運動プログラムを提供・指導する。スポーツインストラクターをはじめ、人々の健康づくりを支援する仕事に生かせる。4 年制大学など養成校の卒業者または講習会を受講した者が、認定試験に合格することなどで得られる。

医・歯・薬・保健学系の学問について知ろう

医・歯・薬・保健学系に関係する学問分野について研究しましょう。学べる内容や気になる授業、将来のフィールド等、様々な角度から各学問分野の情報をまとめました。最近話題になっている事柄などを取り上げているので、そこから学問分野への興味を広げましょう。

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