河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

2018年度入試の問題分析

一般入試のA日程・B日程ともに、大問5題(設問総数32問)を解答時間60分で解く形式は例年どおりである。出題形式および難易度も例年どおりで、全体的には、高校で学習する内容を幅広く問う傾向が見られる。また、設問形式は、整序英作文以外は、すべて4つの選択肢から選ぶことになっている。具体的な問題形式については以下のとおりである。大問1:長文読解問題(7問)英文の長さは、600~800字程度で、英文の仕組みは決して難解ではなく、普段から教科書レベルの英文を読み慣れていると比較的読みやすく感じられる。この英文に対する問題形式は2パターンである。段落ごとに主旨を問う内容一致問題が7問、もしくは段落ごとの主旨を問う問題が6問と全体の主旨を問う問題が1問出題されるかのどちらかである。大問2:会話読解問題(5問)2人の間で交わされている会話のなかで、片方の問いや発言に対して適切な応答を選択する。会話が始まる前に、この2人の関係や、会話がなされている状況説明が英語で書かれているので、それを念頭に入れて読み進めていくとよい。内容のレベルは、会話の前後関係から予想しやすいので、難易度は易しいといえるが、この前後にある問題や解答時間のことを考えると、会話問題は短時間で解く必要がある。大問3・4:英文法・語法問題(各5問)広範囲に及ぶ基本事項が問われる。早い段階から苦手な分野を克服しておこう。大問5:整序英作文(5問)特徴的なのは、日本文つきであること。英文法と同様に標準レベルである。

2019年度入試対策・学習アドバイス

どの問題にも共通するのは、高校 3 年間の学習内容を幅広く徹底的に理解しているかを問う傾向が見られる。加えて解答時間60分という短い時間に対して、設問総数32問を解くには、普段から正確に速く解く練習をしているかどうかが問われている。具体的には、与えられている選択肢の類似点や相違点を見つけ出し、何が問われているのかを知る必要があると同時に、正解を導き出すだけではなく、ほかの選択肢がなぜ不正解なのか、その理由も考える習慣を身につけておくことを勧める。

長文読解問題

解答時間の目安は、25分程度。対策としては、600~800字前後の英文を日頃から読み慣れておくとよい。前述したとおり、各段落の主旨を問われるので、先に設問の選択肢を読み、その際、キーワードとなる固有名詞や数字、対になる語などを決め、それを文中で見つけるとよい。ただし、最後の問題が、最終段落の主旨を問うものなのか、筆者の考えなど全体の主旨を問うものなのかを確認することを勧める。こうすると、話の展開を予想することができる。

会話読解問題

普段から学習する機会がほとんどないので、市販の問題集および過去問などを利用して、様々な状況での会話に慣れておくとよい。また、そうすることで、会話独特の表現も身につく。

英文法、語法問題

教科書や問題集を利用して、苦手な領域については早めに克服しておくこと。また、模試やセンター試験も利用して、どの問題が出てもすぐに問われていることを把握する練習をしよう。

整序英作文

ここでも文法の知識が問われる。単語の品詞についても注意すると、その品詞の前後に置かれるべき品詞が決まる。