河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

※前年度入試の学習アドバイスです。今年度情報は9月下旬より順次更新いたします。

2018年度入試の問題分析

試験時間は60分、100点満点。出題形式は全問題マークシート方式。大問4題で構成され、うち2題が[I][II]長文読解問題で、その合計配点は60点。[III]文法・語法1題(10問)の配点は20点、[IV]整序英作文1題(10問)の配点は20点である。[I][II]長文読解問題の設問は、適切な語句を空所に補充する問題、下線部の同意語句を選択する問題、内容一致問題で構成されている。内容一致問題は、本文の内容に一致する英文を選択する形式だけでなく、英問英答形式の質問に答えたり、本文の内容に一致するように英文を完成したりする形式のものがある。長文の長さは400words以下のものから900wordsを超える長さのものまで様々で、難易度は標準レベル。内容のテーマは、文化、言語、教育、環境、健康、科学技術などである。[III]文法・語法問題では、最初の3問は、短文の空所に適語を補充する形式が出題されている。基本的な動詞、熟語・イディオム、名詞、形容詞、前置詞といった語法の知識や、時制、仮定法、不定詞、動名詞、分詞、関係詞、接続詞などを中心とする英文法の知識が問われている。[IV]整序英作文問題では、前記の文法・語法での主な出題事項に加えて、比較、名詞節、形容詞節、副詞節などの基本的な知識が問われている。

2019年度入試対策・学習アドバイス

長文読解問題について

基本的な語彙(ごい)(単語、熟語・イディオム)の知識と、読解力を日常から積み上げるとともに、900words程度の長さのもので、内容もやや難しめの長文にも取り組んでおこう。試験時間が60分ということから、速読力が求められる。先に設問の英文に目を通し、その内容を把握した後で本文を読むなど、効率よく問題を解く練習をしておくことも大切である。また、本文中の空所補充問題、同意語句選択問題、内容一致問題は甲南女子大学の試験問題の必須形式なので、同じ形式の問題を数多くこなし、慣れておくとよい。

文法・語法問題について

前記の「問題分析」で取り上げた文法事項に関する標準レベルの問題を繰り返し解いておくことが効果的である。特に不定詞、動名詞、分詞、前置詞の文法知識や構文のチェックは不可欠である。類題としてセンター試験の過去問を利用することもできる。

整序英作文問題について

文法・語法問題対策と同様に、前記の問題分析で取り上げた文法事項から取り組み、特に動詞や、動詞を含む熟語・イディオムの知識は単語帳にまとめて暗記していくなど、日常の努力を積み重ねることが重要である。センター試験の過去問も利用できる。日常の学習では、答案作成の際に、ただ単に数字や記号を並べるのではなく、英文を実際に書き出して考えるようにするとよい。誤答であった場合には、ミスの原因は文法の知識なのか、語彙(ごい)不足なのかを明らかにしながら学習を進めよう。

過去問に取り組もう

どの日程でも問題形式は同じなので、自分の受験する日程以外の過去問にも取り組んでおこう。長文読解問題は少し短めだが、推薦入試の過去問も利用できる。[III]文法・語法問題と[IV]整序英作文問題を速く正確に処理することが求められていることや、全体としての時間配分の感覚も確認しよう。