河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

2019年度入試の問題分析

難易度、大問構成ともに例年どおり。大問は5題で、すべてマークシート方式であった。大問1および2は、長文読解問題で、語彙(ごい)問題、空所補充問題、内容一致問題が出題された。大問3では4択型文法問題が5問、大問4では語句整序問題が5問出題され、最後の大問5においては独立した会話文2つが与えられ、それぞれに適切な会話を入れる問題であった。設問の数が時間に比して多いので、素早く解答できるよう訓練しておこう。四天王寺大学の過去問で設問のパターンに慣れ、類似する問題で練習をしておくことが必要であろう。

2020年度入試対策・学習アドバイス

単語、熟語力の強化および英文法の真の理解を

どの大問においてもいえることであるが、英単語・英熟語の知識は必要不可欠である。長文読解問題をはじめとして、4択型文法問題や整序英作文問題においても必修英単語・英熟語に関する知識が問われている。大問3の4択型文法・語彙(ごい)問題、大問4の語句整序問題において、不定詞、動名詞、比較など、英文法の主要項目が出題されている。問われている問題はどれも、市販の英文法の問題集を何度も反復学習すれば対応可能なものなので、1冊に絞って繰り返し学習するのがよい。その際に意識すべきことは、「人に教えられるレベルでの理解」ということである。正解不正解にばかり注意を払うのではなく、なぜその選択肢が正しいのか、なぜそのほかの選択肢は間違いなのかを徹底的に追求しよう。

語句整序問題の対策を

まず与えられた日本語をしっかり分析する必要がある。修飾語句を取り除き、文の骨格を見抜き、与えられた語句に自分の知っている熟語や定型表現はないかどうかチェックしてみよう。また、練習する際には数字で考えるのではなく、英単語をきちんと書いてみよう。そして最後に自分の書いた英文が文法的に正しいのかどうかを客観的に見直してみよう。苦手意識を持たず、根気強く学習に取り組むことが大切である。

会話問題に慣れよう

会話問題が毎年出題されているが、会話特有の表現ばかりが出題されているのではなく、会話の内容を正しく理解し、選択肢の英文も合わせて正しく理解すれば正解にたどり着ける問題ばかりなので過度に心配する必要はない。会話問題は長文読解問題に比べ、短めなので、長文を解く前に解くのもひとつの策である。短めの会話問題を用いて練習しておこう。

長文読解力の養成を図ろう

年度や日程によって語数は変化するが、おおむね300~500語の長文読解問題が例年2題出題されている。語彙(ごい)問題、空所補充問題、内容一致問題が出題されているが、どれも標準的なレベルの英語長文問題を継続的に解いて、長文読解に慣れれば対応可能である。問題演習を行う際には、根拠拾いを行うことが大切である。なぜその選択肢が正解なのか、なぜその選択肢は間違いなのかを考えながら演習を行うようにしよう。根拠拾いを徹底すると、設問の正答率向上につながるので、根気よく続けよう。また、一度解いた長文読解問題を何度も音読すると、スピーディーな読解が可能となるので、音読も学習に取り入れるのがおすすめ。