河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

※前年度入試の学習アドバイスです。今年度情報は9月下旬より順次更新いたします。

2018年度入試の問題分析

例年どおり、どの日程も問題形式は、大問4題、設問総数49問。解答時間は60分。基本的レベルの問題が幅広く、また数多く問われているため、早い時期から計画的に、これまで学習した内容を分野別に確認しておく必要がある。具体的な問題形式については以下のとおりである。大問1(10問):長文読解問題。550語前後の英文で、内容は標準レベルで読みやすい。内容一致や適訳選択に加えて、英文の前後関係を問うための空所補充問題など数多くの問題を短時間で解くために、普段から英文を読み慣れておく必要がある。加えて、解法テクニックとして、英文を読み始める前に必ず、問題に目を通して、キーワードを決め、それを探しながら英文を読み進めることを勧める。大問2(7問):会話問題。レベルは標準よりやや高く、2人の間で交わされる会話を慎重に読む必要がある。長文読解問題と同様に、あらかじめ設問を読み、2人の関係や状況を予想するとよい。空所補充と内容一致、下線部の意味が問われる。大問3(20問):発音(3問)、アクセント(3問)、文法・語彙(ごい)(10問)、正誤(4問)が例年どおりで、基本的事項を幅広く理解しているかどうかが問われる。大問4(7問):整序英作文(5問)、会話問題(2問)が出題される。どちらも標準レベルの内容である。

2019年度入試対策・学習アドバイス

長文読解問題の対策

解答時間60分で、第2問以降の問題数を考え合わせると、ここにかけるべき時間は20分程度。英文の内容は具体的なので、基本的な英文の仕組みを理解していれば読みやすいであろう。対策としては、過去問を用いて、英文の仕組みに注意を払いつつ、何度も読み直すことを勧める。そのときに、英文で頻出のthatは、関係代名詞であるのか、名詞節であるのか、またどのような場合に省略されるのかを徹底的に理解しておきたい。同様に名詞を前後から修飾する現在分詞と過去分詞も形容詞として働いており、もはや動詞ではないことにも注意すること。また、空所補充問題では、英文の前後関係を表す副詞や接続詞などが問われているので、普段英文を読む際にどのような意味の副詞や接続詞がつかわれているのか注意しておくとよい。

会話読解問題の対策

大問2はやや難しいので、解く時間を確保しておくこと。空所補充以外にも、様々な種類の設問もあり、問われていることを念頭に置きながら、慎重に読むこと。大問4で問われている会話問題は易しい。登場する2人の関係や状況を素早く理解し、空所に適切な会話を選ぶことができる。会話問題は解く機会が少ないので、市販の会話問題集を利用し、会話独特の表現を確認しておくとよい。

文法・語彙(ごい)・正誤問題の対策

文法に関しては、幅広く、基本的な知識を持っているかどうかが問われる。問題の英文を読む前に、必ず与えられている選択肢を見て、何が問われているのかを確認したうえで、空所の前後を見るとよい。正誤問題の対策としては、選択肢をひとつずつ徹底的に、その文法事項が正しいかどうかに注意を払うこと。

発音・アクセント問題の対策

対策として、過去問を利用して、第1音節、第2音節、第3音節にアクセントがある単語をそれぞれ整理しておくこと。発音も同様に、同じ発音の単語をまとめておくことを勧める。