河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

2018年度入試の問題分析

すべて4択問題でマークシート方式。国際教養・英語英文学科は大問[I]~[IV]の合計50問、その他の学科は大問[I]~[III]の40問を解答する。[I]~[III]は共通問題。[I]は長文読解で、本文に基づく英文完成5問、同意語句選択5問。英文完成は配点が高いと考えられる。同意語句選択では、やや難解な表現も見られるが、本文から推測可能。[II]は長文中の空所補充問題が10問。文脈理解を問う問題から、文法・語法・熟語の知識を問う問題まで様々である。[III]は主に文法・語法に関する問題が20問。幅広い分野から出題されるが、標準レベルの問題がほとんど。ここで確実に得点したい。[IV]は長めの会話文の空所補充が10問。特有の会話表現を問うというよりは、文脈や文法・語法などの知識を問う問題が多い。全体的には標準レベルだが、国際教養・英語英文学科の場合は、やや解答する量が多いので、時間配分を意識して解くようにしたい。

2019年度入試対策・学習アドバイス

長文対策―まずは語彙(ごい)力を鍛えよう!

大問[I]の英文完成では、該当箇所をしっかり特定すること。差の出る問題と思われるので丁寧に本文と照合しながら解きたい。実際には先に設問文に目を通し、何が問われるのかを事前に把握しておくのがよい。また、タイトルや要旨を選択する問題も出題されることがあるので、段落の要旨をつかみながら英文全体で筆者の主張をつかむ練習を普段から行う必要がある。同意語句選択では、語彙(ごい)の知識だけで解けるものも多く、大問[II][III][IV]でも、単語の知識が問われることも多い。当然のことだが、英文を正確に読むには、しっかりした語彙(ごい)の力は不可欠である。毎日単語帳を開き、声に出し、音声を聞くようにしよう。繰り返しやることが語彙(ごい)定着への近道である。その際、なるべくフレーズや例文を見て、前置詞とのつながりなど実際の使い方を確認するようにしよう。

文法問題対策―文法・語法・熟語を網羅しよう!

大問[III]は20問と問題数が多く、幅広く文法・語法・熟語の知識が問われる。また大問[II]や[IV]でも文法・語法・熟語に関する知識が問われることも多いので、数多く問題に触れ、基本レベルの知識を定着させよう。苦手な分野をつくらないためにも、標準レベルの問題集を1冊仕上げたい(文法・語法・熟語がすべて収録されているものがおすすめ)。文法・語法に関しては、まずは各分野ごとにしっかり演習を積み、間違えた問題にはチェックをつけ、何度も見直そう。特に、使役・知覚動詞などの「動詞」に関する分野はきっちり仕上げておきたい。

日々英文を読む習慣をつけよう!

語彙(ごい)、文法・語法・熟語の勉強に加えて、英語の長文にも日々触れる機会をつくってほしい。同志社女子大学の長文は標準レベルなので、過去問で練習を積もう。また、センター試験の長文の問題(特に第6問)もよい題材となる。英文を読む機会を増やし、それと同時に内容一致問題の練習を多く積もう。重要なのは、英文に触れ、問題を解く機会を自分で定期的につくることである。語彙(ごい)・文法・語法・熟語・長文のいずれの学習にも共通するが、まずは自分でしっかりペースを決めること。自分で決めたことを確実に、そして継続してやっていこう。地道に、そして着実にやっていくことが合格への鍵である。