学部の特徴、学べること、カリキュラム、主なゼミナール紹介などを掲載しています。

教育システム

生命科学部※
先端生命科学科/産業生命科学科
※ 2019年4月学部新設(設置申請中:内容は予定であり、変更が生じる場合があります)

2019年4月、生命科学の3領域を幅広い視点から探究する新学部が誕生

設立の目的

社会科学と融合させた新しい学びで時代を切り拓く

「生命科学の時代」ともいわれる今日、その研究成果は様々な分野で応用され、社会を根幹から支えている。より豊かな社会をめざして、最先端の研究を推進し、生命科学を発展させることが求められている。国内トップクラスの生命科学の研究実績を誇る京都産業大学では、2019年に新しく「生命科学部」を開設する。

最大の特徴は「医療・健康」「食料・資源」「環境・生態」の3領域において、自然科学と社会科学の視点から課題解決に取り組む点だ。同大学が長年にわたって培ってきた生命科学の教育研究を礎にし、最先端の生命科学に対応した研究と、生命科学の学びを社会へ還元できる優れた人材の育成をめざす。

教育のPiont

少人数教育と基礎から積み上げるカリキュラムで学びを深める


講義と実践を重視した学びで専門性を養う

学びのポイントとなるのは、徹底した少人数制と、生命科学研究の実績を持つ教員による、質の高い教育の実践。教員1人に対して学生は4~5名という充実した環境のもと、生命科学研究の最前線で活躍する教員や自然科学と社会科学に精通する教員が学生一人ひとりを丁寧にサポートする。

設置学科は、基礎研究を追究する「先端生命科学科」と、基礎研究を社会に生かす「産業生命科学科」からなる。1年次と2年次では、化学や生物学などの講義に加え、演習と実験科目で学びの基盤をつくるほか、基礎的な英語力やコンピュータスキルを修得する演習科目を開講。2年次以降は学科別に3つのコース制を導入し、より専門的な学びを深める。

学科の特徴

学科別に展開するコースで専門知識と実践力を修得

「先端生命科学科」は、約30年に及ぶ同大学の生命科学の研究を受け継いで、「生命医科学」「食料資源学」「環境・生態学」の3分野から生命の原理に迫る。座学で生命科学に対する基礎を学ぶとともに、1年次秋学期から実験科目に取り組む。座学と実践を組み合わせることで、より高度な専門性と実験技術を磨く。

2年次から始まるコース制は次の3つ。ヒト・動物の医療や健康に貢献する生命科学の専門性を養う「生命医科学コース」、農業に関連した動植物の生物学的特性などの専門知識を修得する「食料資源学コース」、生態学や環境学など、マクロな視点を持つ分野を学ぶ「環境・生態学コース」。さらに、進路イメージを明確にした学びを展開するための副コースを設置。資格取得をめざす「資格コース」や世界を視野に入れた「グローバルコース」などの4コースを用意する。

「産業生命科学科」では、生命倫理に関わる諸問題の解決をめざして、「医療と健康」「食と農」「環境と社会」の3つの分野から研究。生命科学と社会との接点にまつわる問題に正しく対処し、様々な産業分野で活躍できる人材の育成に向けた教育を展開する。実社会で生きる実践力を磨くために、企業と連携したインターンシップや課題解決型授業なども導入する。

2年次以降のコース制は次の3つ。医薬系の研究成果と医療や医薬品産業との結びつきを学ぶ「医療と健康コース」、現代社会の農業や食品関連産業における課題を考察する「食と農コース」、里山生態学などの学びを通して、環境問題の理解と解決策を探る「環境と社会コース」。また、同学科では、進路イメージを明確にするための副コースとして、「グローバルコース」と「教職課程コース」が設置され、世界で活躍するビジネスパーソンや教育者をめざすための能力を身につけることができる。

PickUp スペシャリストへの道

2つの異なるアプローチで生命科学の課題に挑む

同学部は「先端生命科学科」と「産業生命科学科」のそれぞれが2つの異なるアプローチで生命科学を探究する。このため1年次で生命科学の基礎的科目を履修した後、2年次から学科別の専門学習が始まる。

「先端生命科学科」では、実験科学をもとに生命の原理を追究し、段階的に生命科学の専門知識を身につけて、生命科学のスペシャリストとして社会に貢献できる人材を育成する。「産業生命科学科」では、生命科学の基礎を身につけるとともに、社会科学やPBL(Project-Based Learning)、インターンシップなどの社会と連携した分野の学びも重視して、生命科学を社会に生かせるスペシャリストを育成する。

両学科ともに、生命科学の深い専門知識と高い倫理観を身につけることにより、将来の進路が多様に広がる。研究職や公務員をはじめ、生命科学の知識活用ができる幅広い分野での活躍が可能となる。