河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

※前年度入試の学習アドバイスです。今年度情報は9月下旬より順次更新いたします。

2018年度入試の問題分析

すべてマーク式で、大問8題の構成、[1]は中文空所補充選択・設問6問、[2]は長文内容真偽・設問7問、[3]は同意文選択・設問4問が出題されている。[4]は会話文空所補充・設問8問、[5]は英文整序・設問2問、[6]は、文脈型英文空所補充・設問4問、[7]は文法・語法英文空所補充・設問15問で、ひとつの英文に空所が2ヵ所(1問のみ3ヵ所)ある問題となっている。[8]は発音・設問6問である。総じて、2017年度と同じ出題形式であるといえる。出題のポイントは、[1][2]は読解力を試す問題で、特に[2]は500words前後の長文で本格的なもの。[3]は英文解釈力を問う問題、[4]は会話の流れをつかむ問題、[5][6]は英文の論理構造を考える問題、[7]は基本的な文法・語法の知識を問う問題、[8]は基本単語の発音を問う問題となっており、総合的な英語の基礎力を試す問題となっている。

2019年度入試対策・学習アドバイス

文法・語法の知識と語彙(ごい)力を高める

[7]で基礎レベルの文法・語法の問題は、15問も出題されており、他大学に比べ非常に多い。1冊易しめの文法の問題集を繰り返しやることが重要だ。ただし、苦手な分野(例えば、関係詞、分詞など)は参考書を利用して、根本的に理解するように心がけること。文法の学習は闇雲に丸暗記するのではなく、知識をしっかり整理したうえで覚えること。[3]においても文法の知識がポイントとなることがあるので、しっかりと対策をしておけば、かなりの得点力アップが望めるはずである。

読解力をつける

[2]の対策として、500words前後の標準的な英文をしっかりと読む練習をしよう。あまり難解な長文問題集をする必要はなく、過去問を利用し、段落ごとに意味を確認しながら読む練習をすれば効果的。出題形式はすべて英文完成内容一致の形式なので、解き方としては、設問(リード文のみ)にあらかじめ目を通し、問われていることを確認してから段落ごとに解くようにすると、解答のポイントを絞りやすい。

会話文に慣れる

[4]は標準的な会話文空所補充完成問題である。基本的な会話表現をその表現が使われる状況を理解したうえで覚えるとともに、過去問および問題集などで会話の流れをつかむ練習が必要である。しっかりと練習すれば必ず得点源となる問題なので対策をおこたらないこと。

その他

[5][6]は、代名詞、指示語、ロジカルマーカーに注意して英文の流れをつかむ力が必要となる。過去問で練習し、間違った問題は正解の根拠を必ず確認すること。[8]の発音問題の対策としては、まず単語を覚えるときに発音に注意すること。また、出題されている問題は頻出のものばかりなので、薄手の発音の問題集などを利用して、しっかりとチェックしておくとよい。

過去問で練習

出題数が多いので、過去問をしっかりとやり、自分なりの時間配分を考えておく必要がある。どの問題が得意か不得意かを把握し、本番では自分の得意な問題から解き、苦手な問題は最後に解くようにすればよい。京都産業大学の問題は標準的な良問なので、過去問をしっかりやることは基礎学力の向上につながる。できるだけ多くやっておく方がよい。