河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

2017年度入試の問題分析

全般的な傾向としては、長文総合問題は、理工・薬・経営・経済・外国語・農学部では2題、法・人間学部などでは1題出題されている。中文空所補充、対話空所補充、語句整序、正誤問題などが出題される学部もある。農学部では2017年度、英文の「結論」を日本語で説明する問題が出題された。また、経済・経営・都市情報・外国語学部では、図や絵を用いた問題が特徴的である。農学部では、クロスワードの答えを埋める問題が出された。近年は出題傾向の変化が見られるため、その年度の傾向だけで対策を立てるのではなく、数年前まで遡さかのぼったり、ほかの学部の問題も参考に解いたりするなどして、万全の準備で臨みたい。全体としては「標準~やや易」の難易度である。

2018年度入試対策・学習アドバイス

文法・語法・語彙(ごい)の対策を

文法・語法・語彙(ごい)力は不可欠である。センター試験タイプの4択文法・語法・語彙(ごい)問題は、すべての学部で出題されている。これに対応するためには、センターレベルの問題集を1冊完璧に仕上げておくとよい。薬学部では連立完成(=書き換え)形式で文法・語彙(ごい)の知識が問われるので、このタイプの問題集で慣れておくとよい。また、外国語学部などでの出題がある正誤問題に対しても、問題集などで対策をしておきたい。

記述形式の問題作成の仕方を身につけよう

農学部で出された英文の結論を説明する問題では、筆者の主張が述べられている箇所を見つけたうえで、主張の裏づけとなる部分を肉づけとして加えていくという手順を踏むとよい。教科書などの英文の要旨をまとめる練習が効果的だ。

自由英作文への対策を

自由英作文は今後出題される可能性もある。自分の生活、趣味など身近なことについて、30~70語くらいの英文でまとめる練習をするとよい。論理的におかしいところがないか、先生に添削してもらうと上達が早い。

熟語は同意表現を覚えること

熟語問題はいくつかの学部で出題されているが、その対策としては、look up to = respectなどのような、同意表現を覚えておくと役立つ。おおよそ、センターレベルの熟語を覚えておけばよい。

頻出対話表現を覚えよう

対話空所補充問題に対しては、頻出対話表現を覚えておくことが有効。どのような場面で使う表現かを注意して覚えることが大切だ。センター試験でも同種の問題が出題されているので、センター用の対策問題集が役立つ。

語句整序・英作文には構文暗記

語句整序問題に対しては、基本例文を50~100文覚えておくと、大きな力になる。本番では、こうした重要構文を応用することが、解答作成に非常に役立つ。

図や絵のついた英文を読もう!

近年の傾向として、図・絵を用いた問題が増えている。そのため、日頃から図や絵を用いた英文に触れるようにしよう。その際に大切なのは、英文と図・絵の関係をつかむことだ。

速読の訓練を!

学部によっては、長い英文の読解問題が出されることがあるため、素早く英文を読んで解答する力が求められる。まずはゆっくり文構造を確かめながら読み、だんだんスピードを上げていくのが効果的な練習法だ。