河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

2018年度入試の問題分析

一般入試(前期)では、各学科とも文法・語法問題と長文総合問題の2題で構成され、試験時間は60分。経済・現代社会・商・経営情報・法学科と、英米語・国際文化・国際協力・スポーツ健康・こどもスポーツ教育・理学療法学科の2パターンの試験がある。解答はすべてマークシート方式で、後者のテストの方が設問数とバラエティが多い。2017年度より設問が数問増えたが、全体の難度に大きな影響はない。

大問Iはどちらのテストも文法・語法・ボキャブラリーを問う問題で、日本語訳なしの空所補充問題と日本語訳つきの語句整序問題が共通して出題されている。さらに後者のテストには日本語訳つきの空所補充問題も出題されている。どちらのテストも基本的なレベルで様々な知識を問う設問となっている。大問IIの長文総合問題は、標準的なレベルの評論やエッセイで比較的読みやすい内容になっている。英文中の単語の意味をたずねる設問と、内容把握問題が共通して出題されている。内容把握問題は英語でたずねる問題と日本語でたずねる問題がある。さらに後者のテストには空所補充問題、下線部訳の選択問題が出題されている。後者のテストの方が設問のバラエティが多いため、前者のテストよりも若干難度は上がる。

2019年度入試対策・学習アドバイス

ボキャブラリー、文法・語法、イディオムの基本を一通り押さえる!

まずは普段使っている単語集や文法・語法の基本問題集を1冊押さえること。さらに普段学習するテキストに出てくるボキャブラリー、文法や語法にも注意して様々な知識を増やしていくとよい。文法・語法は使い分けをするためのルールを理解して繰り返し学習するのがポイントである。語句整序問題が苦手で、解くのに時間がかかる受験生でも、文法・語法などの基本的な知識があれば、比較的迷わずに短時間で解答を出すことが可能である。問題を解くスピードを上げるために、普段からの学習で基本を押さえて、演習を繰り返していくことが重要となる。

基本的なボキャブラリーを身につけ速読のトレーニングをしよう!

出題される長文問題は、基本的なボキャブラリー・文構造を用いた、比較的理解しやすい英文である。普段学習している単語・熟語帳を1冊学習し、基本的な文法・語法を押さえることで十分に対応できる。内容把握問題は、本文のストーリー展開に沿ったもので、解答の根拠となる部分は見つけやすく、空所補充・同意語選択問題は基本的なレベルの問題である。

しかし、出題される英文の長さ、設問数とバラエティの多さを考慮すると、60分以内ですべての問題を解答するのが難しい受験生もいるかもしれない。ある程度分量のある標準的な英文を比較的速く読んで、設問を解いていくトレーニングを繰り返すことで対策することができる。

過去問で時間配分の検討をしよう!

どの問題、設問とも基本的・標準的なレベルであるが、60分の試験時間で確実にすべての設問を解いていくためには適切な時間配分が必要だ。過去問を実際に解いてみて、文法・語法問題にあまり時間をかけすぎず、長文問題に時間を割り当てるような戦略を立てるのがポイントである。