河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

※前年度入試の学習アドバイスです。今年度情報は9月下旬より順次更新いたします。

2018年度入試の問題分析

試験時間は90分で、2月入試は、大問7題(マークシート方式)と、大問8題(マークシート方式・記述式)に分かれる。主に一般的なボキャブラリーと文法・語法の知識で解くことができる標準レベルの問題が出題されている。マークシート方式で解答する語句整序問題は日本語が長めで、英文の空所が2分割されているのが特徴である。また会話の展開に合わない不適切な選択肢を選ばせる特徴的な会話問題もある。長文読解問題は標準的な評論文が2~3題で、同意語をたずねる語彙(ごい)問題と、内容一致問題が出題される。記述式の日本語訳問題は普段の学習で対応できる基本的なレベルである。また記述式の書き換え問題、中文空所補充問題はボキャブラリーや文法の知識を踏まえて解答を出していくことになるが、やや難しい問題も含まれている。設問数、設問のバラエティ、読解量の多さから、完答するためには効率よく解答を出していく必要がある。

2019年度入試対策・学習アドバイス

語彙(ごい)・文法・語法の基本を身につけ、過去問で時間配分を考えよう!

語句整序、正誤問題ともボキャブラリー・文法・語法などの基本的な知識の定着が前提となる。語句整序問題は、和文と英文を対照し、全体の文構造を把握して、設問に該当する部分の構造を決めて空所を埋めていくことになる。また正誤問題も同様に、全体の文構造と下線部の構造を把握して解答を決めることになる。解答のポイントは文法・語法・ボキャブラリーなど幅広いが、標準的なレベルで対応できる問題が出題されている。記述式の書き換え問題・出だし文字指定の中文空所補充問題も、ボキャブラリーや文法の知識と文構造から解答を導いていくことになるが、すぐ解答のポイントに気がつく問題と、ちょっとしたひらめきが必要な問題がある。設問中の解答を導くポイントとなる箇所の発見ができないと、1問の解答を出すのに時間を取られ、その他の問題を解くのに時間的な支障が出るかもしれない。どの形式の問題も数年分は過去問を解いて、特に特徴的な出題パターンに慣れていき、時間配分を考えておくとよい。

英文のストーリー展開を捉える読解力を身につけよう!

長文総合問題だけではなく会話問題も、ボキャブラリー、文法・語法、構文の知識をある程度持っている前提で、基本的読解力があるかどうかが問われている。英文のストーリー展開を捉えながら、設問に該当する部分を見つけて、本文の内容に一致する選択肢を選ぶことになる。設問は、細部に知らない単語などの不明な箇所が出てきても、全体的なストーリー展開や設問に該当する部分の内容から解答を出すことは十分に可能である。また長文問題のなかに含まれる語彙(ごい)問題には、知識から解答を出せるものと、出せないものがあるが、下線部とその周りの英文の前後関係や全体の文脈から判断して正解を導くことは可能である。

読解問題は英文の内容を尋ねる設問も出題されているので、普段から英文を読むときに、わからない部分があっても類推しながらストーリー展開を捉える読み方を繰り返すことで、英文を読むスピードと解答を導くスピードアップにつながっていく。現代的な多彩なテーマで、600~800語ぐらいのやや長めで標準レベルの英文を15分ぐらいで読むことをお勧めする。