河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

※前年度入試の学習アドバイスです。今年度情報は9月下旬より順次更新いたします。

2017年度入試の問題分析

解答時間が60分のマークシート方式と記述式の問題で構成されている。年によって問題形式が異なるのが中京大学の特徴のひとつ。2017年度は大問7題で構成された。長文問題は400~500語のものが1題と英文によるメール文(150語程度)が出題された。1つ目の長文では、記述式の説明問題1問、記述式の下線部和訳問題1問、同意語句選択問題5問、空所補充問題5問、内容一致問題4問が出題された。英文によるメールについては、内容把握問題2問と内容一致問題3問が出題された。難易度はやや難といえる。次に語彙(ごい)、文法・語法の理解力が選択問題5問と記述式の同意文完成問題5問、続いて整序問題5問の形式で問われたが、こちらは標準的。英作問題は日常会話の表現が1問出題された。

2018年度入試対策・学習アドバイス

文法・構文の徹底学習を

全体的に文法・語法の基本的かつ重要な事項が問われる。特に動詞を中心とした品詞・句・節の文法の基本をしっかりと押さえ、文構造の把握を普段から心がけたい。文法・構文問題集で同じ問題を繰り返し演習し、素早く正確に解答にたどり着けるよう練習が必要だろう。難易度が標準的であるため、高得点獲得が合格の必須条件となる。

長文要点把握を心がけよう

長文のジャンルは多岐にわたり、比較文化論、歴史、経済、環境問題、時事問題など、毎年変わるので、様々なテーマの長文問題にあたっておきたい。また、一般教養や社会常識を多く持ち、様々な分野について知っていることで長文問題を読むのがスムーズになるので、普段から新聞をよく読む努力も大切。2017年度は「カナダ国家の改正への賛否」「旅行についての詳細を知らせる顧客への英文メール」など、2016年度は「ハイチにおけるライブラリー・フォー・オールの活躍」「インドでの牛肉禁止令の影響」など、2015年度は「幸福とは何か」「科学技術と言語」など、2014年度は「ケネディー大統領とキューバ危機」「ピアノと数学の関連性」など、2013年度は「インターネットの功罪」「英国の多文化主義」などがテーマであった。同意語句を正しく選択するには、英語での言い換え表現を選ばねばならないので、普段から単語やイディオムを覚える際には、日本語の意味だけでなく、英語での言い換え表現も同時に覚えておきたい。下線部訳などの記述式問題や説明問題が出題されるので、文構造の把握と単語・熟語・構文の確実な知識が大切。狙われやすい構文を徹底的に身につけ、素早く見抜き、和訳する練習を重ねよう。さらに、内容を問う設問文の本文における対応箇所の特定練習を、中京大学の過去問や長文問題集などで積んでおく必要がある。

条件英作文の対策をしよう

語句整序問題、英作文問題で点差がつくと思われるので、語句整序から始め、自分で英文を書く練習を重ねる必要がある。動詞の語法と構文を多数覚えて確実に応用できるようにしておこう。英作文で狙われる定番の表現は英作文問題集などで頻出の表現とされている例文を覚え、使いこなせるようになろう。さらに、広告の表現、商品の紹介の表現、簡単な挨拶文、日常会話の表現などを自然な英語で表現できる力も養成しておく必要があるだろう。