河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

※前年度入試の学習アドバイスです。今年度情報は9月下旬より順次更新いたします。

2017年度入試の問題分析

2017年度より、大問1に発音問題が登場した。ほかは各設問の問題数の変更以外には大きな変更は見られない。大問1は発音2問、大問2は語彙(ごい)・熟語問題5問、大問3は文法・語法問題14問、大問4は語句整序問題4 問、大問5は会話文完成問題4問、大問6は中文空所補充問題5問、大問7は長文内容把握問題5問で、すべてマークシート方式。大問5~7では比較的読む語数が多く、60分で全問を解くには設問ごとの時間配分を考慮する必要がある。名古屋学芸大学の過去問で設問パターンに慣れ、大問4は慎重に正解を見つける必要があるが、大問1~3および大問5を正確にかつスピーディーに解答し、長文問題に十分な時間を残す練習をしておこう。長文問題にどれだけ時間がかけられるかで勝負が決まる。

2018年度入試対策・学習アドバイス

文法・熟語・構文は全項目を

大問2の語彙(ごい)・熟語問題、大問3の文法・語法問題は基本的な設問ではあるが、熟語・文法ともに全分野にわたっている。熟語については熟語集を1冊しっかりと頭に入れておきたい。普段目にしない表現も出題されるため、文脈から判断する力も必要。文法・構文問題集も同じ問題を最低3回は演習するなどして、1冊を丁寧にこなし、名詞・代名詞の語法、形容詞・副詞の語法、前置詞なども、しっかりと習得しておくべきだろう。大問1~3を15分以内で解く練習をしておくこと。大問4の語句整序問題は比較的難しいが、配点が高いので全問正解を目標にしたい。まずは動詞を中心に文構造を押さえ、句や節の構造を正確に組み立てる必要がある。不定詞、動名詞、分詞、接続詞、関係詞、前置詞、比較の構文といった項目をしっかり練習しておこう。名古屋学芸大学では、語句整序問題でも熟語の知識を求められる設問が多く見られるので、ここでもやはりどれだけ多くの熟語を知っているかが鍵となる。語句整序問題集を活用し、普段から、記号ではなく、全文を英語で書き解答文を音読しよう。7、8分以内で解けるよう練習を重ねよう。

会話の流れをつかもう

大問5の会話文完成問題は会話の状況を把握し、流れを理解して会話を完成しなければならないので、何を勉強したらよいかという点で難しいかと思える。会話文完成問題集やセンター試験で出題される会話文問題をたくさん解き、学習するのが効果的だろう。6、7分が解答時間の目安。

長文の内容把握を心がけよう

大問6の中文空所補充問題は動詞、名詞、形容詞、前置詞などの語彙(ごい)・用法を文章で問う問題で、文法と語法、および語彙(ごい)力と熟語力の強化が必要。10分以内で解く練習をしておこう。大問7の長文内容把握問題は語彙(ごい)力が勝負である。名古屋学芸大学の過去問、長文問題集、センター試験の長文内容把握問題などで長文読解に慣れつつ、単語・熟語の知識を増やし続けよう。英問英答で、内容一致問題が出題されるので、パラフレーズ(言い換え表現)に注意しながらキーワードを押さえ、設問の対応箇所を特定し、正確に答えを導き出す練習が大切である。長文のメインテーマを問う問題が出題されることが多いので、文章全体のテーマを把握する練習も必要。20~25分が解答時間の目安と思われる。