河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

2018年度入試の問題分析

2017年度からやや変化があり、会話文と整序英作文の問題がなくなり、1題であった長文読解問題が2題になった。大問は全部で3題。すべてマークシート方式。出題内容は、長文読解問題(2題)と文法問題となっている。長文読解問題は300語程度のエッセイ、論説文などが主体となっている。問われるのは、1題は文章中における語句の意味や内容理解、空所補充、語の言い換えなど、もう1題は段落や文章全体の内容一致である。文法・語法問題では、接続詞、時制、準動詞、仮定法、前置詞、関係詞などの知識が問われている(10問)。全体に読解力重視の標準的な難易度の問題となっており、時間的には余裕があるはずだ。

2019年度入試対策・学習アドバイス

文法・構文・熟語

駒沢女子大学の文法・語法空所補充問題、読解問題では、基礎的な文法の知識や、構文・熟語の知識が問われる。英文法は、広範囲にわたる事項がバランス良く問われるが、基本的な事項をすべて理解していれば対応できる問題だ。問題集で一通り確認しておくことが望ましい。整序英作文問題、会話文問題が復活する可能性もあるので、その対策も積極的にしておきたい。

日常の長文読解学習

駒沢女子大学の入試問題は読解問題の比率が高い。設問は文法や語句の知識を問うものから内容一致問題に至るまで多様な形式からなる総合問題なので、日頃からしっかりと対策を立てなければならない。そのためにも、まずは学校や塾の授業を十分に活用したい。予習をする際には、いきなり辞書を引きながら読み進めるのではなく、初回は辞書なしで、全体の意味を大きく捉えながら読んでいくのがよい。意味のよくわからない語句があれば印をつけておき、前後関係から品詞や文中での役割などを特定し、意味を推測しながら読んでいこう。設問が与えられている場合にも、わからなくてもすぐに辞書に頼ることはせず、自分なりの答えを出すようにしよう。そのようにして一度は英文を読み切り、設問に対しても自力で答えを出しておくことが大切だ。そのうえで再び英文に戻り、今度はわからない語句や表現を、辞書などを使って調べるようにするとよい。また、段落ごとに内容を整理して全体の流れを把握できるようにすることも大事だ。その際、文法的な裏づけを取りながら1文1文を正確に理解できることが必要になる。授業や解説書で疑問点が解決し、英文全体の内容が理解できたら、スラスラ読めるようになるまで音読を繰り返そう。そして過去問は必ず解いておきたい。過去問を解くことで、不足している知識を自覚したり、時間配分を考えたりできる。受験予定以外の日程の問題も解いておいた方がよい。はじめのうちはじっくりと落ち着いて問題を解こう。時間配分が気になると思うが、しっかり解けるようになれば、時間内に解けるようになるのはそれほど難しいことではない。

語彙(ごい)力増強

また、いうまでもないことだが、基本的な単語・熟語はきちんと習得しておきたい。特に教科書の単語は重要なので、市販の単語集や熟語集を利用するだけでなく、教科書のページごとに掲載されている新出語句や、巻末の語彙(ごい)リストをうまく活用して、わからない単語がないようにしよう。