河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

2017年度入試の問題分析

全日程で読解総合問題が中心であり、解答形式はすべてマークシート方式。読解総合問題は内容一致問題、空所補充問題、語義選択問題、タイトル選択問題、図や表の読み取りなど多彩な問題が出題されている。出題される文章は標準的なレベルのものが多く、本文が正確に読み取れていれば正答できるが、全体的に英文の分量・設問が多いので、速く、正確に内容を理解し解答する能力が求められる。文法・語法に関する問題は基本的な知識やその応用を問う問題が多い。日程ごとに大問構成が異なるので、過去問を通じてそれぞれの日程の傾向を分析し対策を立てたい。過去問を解き始めると、かなり難度の高い入試問題だと思う受験生は多いようだが、全日程を通じて標準的な知識とその応用が問われているので、基本事項に忠実に丁寧に学習を進める必要がある。

2018年度入試対策・学習アドバイス

法政大学の入試問題で合格点を取るためには、分量が多い入試問題を時間内で解答できる英語力を身につけなければいけない。そのため、語彙(ごい)や英文法の知識は高いレベルで定着させたい。まずは、学校や予備校の授業を大切にし、予習→授業→復習のサイクルを通して、一つひとつ正確な知識を積み上げていく。さらに、当たり前に思える基本事項に対して、「なぜ、そうなるのか」を考えることを習慣化することで、応用力を育みたい。様々な形式の設問が出題されているので、本番で見慣れない設問形式が出題されても焦ることのないように、過去問演習を通じて各設問へのアプローチを考えておくとよいだろう。

読解対策はたくさん読む!そして設問分析と復習を欠かさない!

読解総合問題で得点するためには、1文1文を正確に解釈する能力や、段落ごとの内容を的確につかむ能力が必要となる。特に直前期の学習では、時間を意識しながら問題演習を行おう。その後で文章中の語彙(ごい)や文法事項を確認するのはもちろんだが、解答根拠や選択肢も正確に理解できるかチェックするようにしたい。その際に、入試本番で速く正確に解答するためには、どう解答すればいいのかも意識できるとよいだろう。学習した知識は反復学習することで定着する。直前期は焦りがちで、読解演習の復習が煩雑になりがちだが、焦らず丁寧に学習をすることが大切である。初見の長文をたくさん読むことは大切だが、学んだことを定着させられなければ意味がない。音読などを通じて、その文章から学べることを、すべて吸収できるように心がけるとよいだろう。

文法・語法問題は、解答根拠も確認しながら学習を進めよう!

教科書、問題集を何度も何度も繰り返し学習することで基本的な知識を定着させるよう心がけよう。また過去問演習の際には、間違った問題を徹底的に分析し、必要があれば参考書を読み直すなどして、その単元のルールを理解することも大切である。誤文訂正や語句整序など設問の形式は様々であっても、問われているのは基本的な事柄ばかりである。難しそうな問題であっても、基本的知識を応用することで正答できる問題が大半であり、そして、そのような設問で差がつきやすい。直前期であっても焦ることなく、苦手分野を残さないように、地道な学習を続けてほしい。