河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

※前年度入試の学習アドバイスです。今年度情報は9月下旬より順次更新いたします。

2017年度入試の問題分析

全日程、大問4題から構成されており、大問1が読解総合問題(5問)、大問2が文法・語法の空所補充問題(10問)、大問3が語句整序問題(4問)、大問4が会話文の空所補充問題(3問)の全22問が出題されている。解答形式はすべてマークシート方式。問題構成に大きな変更点はないが、全体的に解答しやすい設問が増えた。大問1の読解総合問題で出題される長文の長さは350~400words程度。理系的なテーマの文章が多く出題されている。文章のレベルはやや易~標準。設問はすべて本文の内容に関する設問であり、文章が正しく読めていれば正答できる。大問2の文法・語法問題は、一部難しいものも含まれるが、2016年度と比べると、非常に取り組みやすいものとなり、難易度は標準。大問3の語句整序問題は、英文法の基本的なルールがわかっていれば正答できる問題がほとんど。難易度はやや易~標準。大問4の会話文問題は状況把握が難しい。情報を正確に読み取りながら解答することが求められる。難易度はやや難。文法・語法に関する問題が難しいので、点数が取れるところで取りこぼさないようにしたい。

2018年度入試対策・学習アドバイス

東京工科大学の入試問題で合格点を取るためには、やや易~標準レベルの問題を確実に解ける英語力が必要である。そのため、語彙(ごい)の習得や英文法の理解といった基礎力を大切にした学習を心がけよう。学校や予備校の授業に意欲的に取り組み、予習→授業→復習のサイクルを通して英語力を養いたい。

次に、設問別の学習ポイントを紹介するので参考にしてほしい。

英文の復習は欠かさない

学校や予備校の教材以外にも、市販の問題集を通して、標準的な難易度の300~500words程度の文章を、段落ごとの内容を把握しながら丁寧に読む練習をするとよいだろう。その際に、英文だけではなく、不正解の選択肢も含めて選択肢が正しく読めているかをチェックするように心がけたい。知識は繰り返し確認することで定着する。音読は有効な学習方法なので実施するとよいだろう。たくさん初見の問題を解くことも、もちろん大事だが、しっかりと復習できるような学習計画を立てなければいけない。たくさんの初見の問題を解くことも、もちろん大事だが、しっかりと復習できるような学習計画を立てなければいけない。

文法・語法対策、語句整序は基本を大切に

2016年度までに比べると、かなり解きやすい問題が増えたが、決して易しい設問ばかりではないのでしっかりと対策はしておいた方がよいだろう。文法事項を正しく理解できているか試す設問が多いため、何となく単語と単語の意味をつないで、英文を読む習慣がある人は、正答できない問題が多い。品詞の役割など英文法のルールを正しく理解できるような学習を心がけてほしい。丸暗記では解けない問題が多いことを肝に銘じよう。

会話文対策は前後関係に注意する

一般的に会話文問題は、会話の定型表現を知っていれば解けるものが多いが、東京工科大学の会話文問題はそれだけで解けるような設問は少ない。状況の把握も難しく、何となくの日本語訳をしていると、どの選択肢も正解のように見えてしまい根拠を持って解答できない設問が多い。実際に問われているのは、正確な英文法の知識と前後関係を正しく把握する力であり、普段の学習から根拠を持って解答するように心がけよう。