河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

※前年度入試の学習アドバイスです。今年度情報は9月下旬より順次更新いたします。

2018年度入試の問題分析

全日程、大問4題から構成されており、大問1が読解総合問題(5問)、大問2が文法・語法の空所補充問題(10問)、大問3が語句整序問題(4問)、大問4が会話文の空所補充問題(3問)の全22問が出題されている。解答形式はすべてマークシート方式。問題構成に大きな変更点はない。大問1の読解総合問題で出題される長文の長さは400~450words程度。理系的なテーマの文章が多く出題されている。文章のレベルはやや易~標準。設問はすべて本文の内容に関する設問であり、文章が正しく読めていれば正答できるものが多い。大問2の文法・語法問題は、一部難しいものも含まれるが、取り組みやすいものが増えている。難易度は標準~やや難。大問3の語句整序問題は、英文法の基本的なルールがわかっていれば正答できる問題が多い。難易度はやや易~標準。大問4の会話文問題は状況把握が難しいものがあるため情報を正確に読み取りながら解答することが求められる。難易度は標準~やや難。点数が取れるところで取りこぼさないようにしたい。

2019年度入試対策・学習アドバイス

東京工科大学の入試問題で合格点を取るためには、やや易~標準レベルの問題を確実に解ける英語力が必要となる。そのため、語彙(ごい)の習得や英文法の理解といった基礎力を大切にした学習が大切になる。学校や予備校の授業に意欲的に取り組み、予習→授業→復習のサイクルを通して英語力を養いたい。次に、設問別の学習ポイントを紹介するので参考にしてほしい。

読解演習後の復習は欠かさない!

学校や予備校の教材以外にも、市販の問題集などを通して、標準的な難易度の350~500words程度の文章を、段落ごとの内容を把握しながら読む練習をするとよいだろう。その際に、英文だけではなく、不正解の選択肢も含めて選択肢が正しく読めているかをチェックするように心がけたい。知識は繰り返し確認することで定着する。音読は継続しやすく英語を読む力をつけるのに有効な学習方法なので積極的に実施するとよいだろう。たくさん初見の問題を解くことも重要だが、復習を通して知識を定着させることを忘れないようにしたい。

文法・語法対策、語句整序は基本を大切に!

数年前と比べると、かなり解きやすい問題が増えたが、決して易しい設問ばかりではないのでしっかりと対策はしておきたい。単純な知識問題以外にも文法事項を正しく理解できているかを問う設問が多いため、何となく単語と単語の意味をつないで英文を読む習慣がある人は、高得点を取ることが難しくなる。品詞の役割など英文法のルールを正しく理解できるような学習を心がけることが必要。直前期は、空所補充・語句整序の対策として、センター試験の大問2を利用するとよいだろう。

会話文対策は前後関係に注意しよう!

一般的に会話文問題は、会話の定型表現を知っていれば解けるものが多いが、東京工科大学の会話文問題はそれだけで解けるような設問ばかりではない。状況の把握が難しく、何となくの日本語訳をしていると、どの選択肢も正解のように見えてしまい根拠を持って解答できない設問がある。正確な英文法の知識と前後関係を正しく把握する力が問われるため、普段の学習から根拠を持って解答するように心がけよう。