河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

※前年度入試の学習アドバイスです。今年度情報は9月下旬より順次更新いたします。

2018年度入試の問題分析

出題形式、難易度はおおむね例年どおり。発音、アクセント、文法・語法、会話、語句整序、長文読解(2題)の大問7題で構成されている。会話問題の形式が変わったこと以外は、2017年度と出題形式は同じ。英語の試験としては、とてもバランスのとれた良問となっている。受験生も、英語全般をバランスよく勉強しておくことが求められる。発音問題とアクセント問題はそれぞれ5問で、頻出の語ばかりが問われている。文法・語法問題は10問。2018年度も動詞、時制、分詞、接続詞、前置詞、関係詞など、様々な分野から出題されているが、関係詞の比重が増した(3問)。会話問題の問1は、短い会話中の慣用的な表現を問う問題(4問)。問2と問3は、会話の内容を問う問題(それぞれ3問)。会話問題では珍しい形式だが、リスニングでよく使われている形式。語句整序は5問出題され、並べ替える選択肢は6~8個と標準的。文法や構文、慣用表現の典型的なものが問われている。読解問題のひとつは、「アダム・ブラウン(世界の貧困地域に学校を建設するペンシルズ・オブ・プロミスの創設者兼CEO)」を題材にした約350語の論説文で、内容を問う英問英答問題6問と内容一致問題(10の選択肢から3つ選択)。もう1題の読解問題は「都市農業」を題材にした約500語の論説文。設問は、空所補充(1問)、下線部分の内容を問うもの(2問)、本文の内容を問うもの(3問)となっている。長文2題の難易度はどちらも標準的である。

2019年度入試対策・学習アドバイス

英語全分野がバランスよく出題されるという点ではセンター試験の英語の出題範囲と重なる。センター試験を受験する人はセンター試験対策が同時に東京家政大学の入試の学習対策になる。発音・アクセント問題は、この分野で問われる頻出語句について押さえておこう。発音・アクセントの問題集を1冊仕上げておくとよい。文法語法は、時制・準動詞(不定詞・動名詞・分詞)、関係詞、接続詞などを中心に、基本文法事項全般にわたって徹底的に学習しておこう。会話問題は、日常会話で用いられる慣用表現を覚え、基本問題を集めた問題集を1冊仕上げるとよい。語句整序問題は、それぞれの問題に文法語法や構文、慣用表現などのポイントが複数含まれているので、英語の運用能力も問われる。基本レベルの語句整序問題集などを使って解き慣れておこう。長文読解問題は設問数も多く配点も高いと思われるので、対策を十分にしておこう。長文読解問題2題の英文量の合計は2017年度並みだが、語彙(ごい)レベルは若干高くなっている。書かれている内容は具体的であり、設問に用いられている英文は標準的なので、内容が把握できれば設問を解くのは比較的容易であろう。選択肢がすべて英語なので「読解力+語彙(ごい)」と英文を速く読む力が鍵になる。高校1・2年で用いた教科書を徹底的に復習して基本となる読解力と語彙(ごい)力を身につけ、センター試験や同レベルの長文読解問題、過去問を使って応用力をつける。その際、内容把握に重点を置こう。設問が解ければよしとする勉強方法ではなかなか読解力はつかない。また、解いた英文は繰り返し復習し、読解力と語彙(ごい)力のアップを常に心がけよう。