河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

2018年度入試の問題分析

問題は全問記述式となっている。学芸学部英文学科・国際関係学科は大問5題で、Iが整序英作文問題、IIが読解型で、与えられたe-mailに関連した内容一致問題、IIIも読解型で、空欄補充問題と下線部和訳問題が設けられている。IVは与えられた英文の内容を100~150語の英語で要約する問題、Vは和文英訳問題となっている。学芸学部数学科・情報科学科は大問5題であり、Iが空欄補充型の英文法・語法問題、IIが読解型で、与えられたe-mailに関連した内容一致問題、IIIも読解型で、空欄補充問題と下線部和訳問題が設けられている。IVは与えられた英文の内容を80~120語の英語で要約する問題、Vは和文英訳問題となっている。総合政策学部は、大問5題で、Iが空欄補充問題、IIが整序英作文問題、IIIが読解型で、英問英答形式の内容一致問題と、本文の内容を英語で説明する問題が設けられている。IVが日本語で英文の内容を要約する問題、Vが英文和訳問題となっている。全体的にやや難~難の問題で構成され、特に記述問題(和訳や英訳、自由英作文)に重きが置かれ、ここでかなり差がつくと思われる。中途半端な知識では太刀打ちできない、本格的な入試問題だ。

2019年度入試対策・学習アドバイス

記述問題対策を徹底的に

津田塾大学の問題では記述形式の和訳問題(過年度には内容説明も出題)、に重きが置かれており、この対策を万全にしなければならない。まずは英文和訳問題への対策として、高度な英文解釈能力を養おう。そのためには、まず教科書や標準的な参考書を用いて、主語や動詞、目的語など英文の構造を把握して英文を理解・和訳する基礎的な力を養う。その後は、発展レベルの英文解釈問題集などを通じて、より実戦的、発展的な英文を読み解き、適切な日本語に直す訓練を行っておく。そのうえで、記述問題を中心にした読解問題集をこなすとよいだろう。仕上げとして、津田塾大学の入試問題(他学科の問題もあわせて)にできる限りたくさんあたっておく。津田塾大学の入試問題は、問題の構成などは少しずつ変化しているが、記述問題が重要であることに変わりはなく、演習量を増やせば増やすほど、得点力が向上するだろう。また、ほかの大学の記述問題(特に国公立大 学)も練習問題として利用するとよい。和訳・記述の問題を解いた際には、指導者に添削してもらうことを勧める。

本格的な英作文問題対策を

津田塾大学の英作文は、本格的な和文英訳問題であり、重厚な学習が必要となる。まずは単語や熟語を覚える際には、用例とともに覚えていき、それと同時に英作文に必要な基本表現や基本例文を覚えていく。その後、入試レベルの問題集などで、こなれた和文を、いかに自分の知っている表現で書いていくかを学習する。特に、先に述べたとおり、直接和文を英訳することが難しい場合には、自分の知っているもので、同じ意味を持つ表現に言い直していく訓練を積んでおきたい。それに加え、津田塾大学の過去問を徹底的に用いて、実践演習を積んでおこう。

英語要約問題対策

英語要約問題は、英文の展開を把握し、要点を自分の言葉でまとめて、英語に直していくことになる。津田塾大学の問題だけでは練習量が不足するので、私立・国立大学の類題や、日本語要約の問題を英語要約として解いてみて、指導者に添削してもらうことを勧める。