河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

※前年度入試の学習アドバイスです。今年度情報は9月下旬より順次更新いたします。

2017年度入試の問題分析

試験時間は60分で、大問2題(会話文問題と500語程度の説明文による読解問題)で構成されている。解答形式はすべてマークシート方式で、総設問数は30(大問ごとに15問)。大問Iは、同じ会社で働く同僚の会話という設定で、「海外旅行での体験」を話題にした50行程度の会話文。設問のうち、12問が空所補充で、動詞や形容詞などの語法や語義に関するものに加えて、疑問文や応答表現も問われている。残りの設問は、語句整序(1問)と英文での内容一致(2問)となっている。大問IIは「オリンピックの競技記録」をテーマにした説明文で、ここでも設問の中心は空所補充(10問)で、語法・文法やイディオムに関する正確な知識だけでなく、論旨の展開を的確に読み取ることができるかどうかがポイントとなる。ほかに、語句整序(2問)と意味内容選択(2問)と英文での内容一致(1問)が出題されている。時間的にも妥当な分量で、難易度的には、高校の教科書レベルの内容がきちんと理解できていれば十分に対処できる問題が大半を占めている。

2018年度入試対策・学習アドバイス

出題傾向をチェックする

大問2題、しかも会話文と説明文という独自の組み合わせになっているので、まずは過去問で出題傾向をチェックしておく必要がある。設問形式は、空所補充を中心に、語句整序や内容一致という比較的シンプルなスタイルになっているので、この種の設問を解き慣れておくことが最優先となる。

空所補充問題では、文法・語法上の知識も試される

空所補充問題の比重が非常に高いのが特徴的であるので、まずは英文全体を一読して全体の流れを大まかに理解したうえで、細部の表現を吟味していくというやり方が望ましい。空所の前後の文脈を正しく理解しておく必要があることはいうまでもないが、選択肢に与えられた語句の文法・語法上の知識が正解にたどりつく重要な決め手となる場合も多いので、これまで読んできた教科書や問題集の英文を利用して、文法事項などを確認しながら、正確な内容把握に努めてもらいたい。高度な語彙(ごい)力を必要とする英文は出題されないので、基本的な語彙(ごい)の習熟に努める ことを優先してほしい。

会話文問題では文脈理解がポイント

会話文問題では、特別に難しい会話表現は出題されてはいないものの、応答表現などの基本的な会話表現には習熟しておく必要があるので十分な対策をとっておこう。長文読解に匹敵する分量の会話文であることから、与えられた場面設定を正しく理解したうえで、会話の展開を的確に理解できているかが試されている。なお、内容一致の設問は全体の内容に関わるもので、前もって選択肢の英文に目を通し、確認すべきポイントを把握したうえで読み進めていくのが効率的だろう。

語句整序問題で点差が開く

語句整序問題は得点差のつきやすい設問形式であるので十分な対策をしておく必要がある。特に、城西国際大学の場合は、会話文や説明文の一部からの出題となっているので、前後の文脈や文構造を正しく理解したうえで、与えられた語句から使うべき構文を決めていく必要がある。教科書・問題集や辞書の例文などを利用して、基本構文を確実に使いこなせるようにしておくことが大切である。