河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

※前年度入試の学習アドバイスです。今年度情報は9月下旬より順次更新いたします。

2017年度入試の問題分析

一般入試Aは、150分の制限時間内で数学・理科(物理または化学を選択)・英語の3科目を解答する形式になっている。英語は、読解問題(設問数5)を中心に、会話文空所補充10問、文法・語法空所補充10問、対話文空所補充5問、語句整序5問という大問5題(設問数35)で構成されており、出題形式と設問数はいずれの日程も同一である。分量的にはそれほど多くはないものの、出題内容は多岐にわたっており、オールラウンドな英語力が試されている。読解問題は、空所補充と内容一致が中心で(ほかに意味内容選択、同意表現選択、指示内容選択などの形式で出題されることもある)、正確な文脈把握力が問われている。会話文と対話文はともに空所補充問題なので、話の流れを的確に読み取ることができるかどうかがポイントとなる。難易度的には、高校の教科書レベルの内容がきちんと理解できていれば十分に対処できる問題が大半を占めている。基本事項の確認問題が多いので、落ち着いてじっくりと問題に取り組み、不注意なミスのないようにしたい。

2018年度入試対策・学習アドバイス

過去問対策は万全に

いずれの日程も同一の形式での出題が続いているので、過去問を大いに利用すれば、難易度や時間配分といった受験に必要なノウハウを身につけたうえで、本番の試験に臨むことができる。したがって、過去問を多く解くことが最良の対策であり、合格への最短コースであるといえる。

長文読解では多彩な設問形式に慣れておくことが大切である

長文読解では、英文の分量は比較的少なめに抑えられているので、英文を速く読むことにとらわれて雑な読み方をしないように心がけよう。これまで読んできた教科書や問題集の英文を利用して、文法事項などを確認しながら、正確な内容把握に努めてもらいたい。高度な語彙(ごい)力を必要とする英文は出題されないので、基本的な語彙(ごい)の習熟に努めると同時に、過去問を通して独自の設問形式に慣れておくことが大切である。特に意味内容選択や内容一致問題では、日本語の選択肢が英文内容の理解を助けてくれるはずだから、それを味方にして英文を読み進めていく練習を積んでおくとよい。

文法・語法問題は基本事項を確実にマスターする

文法・語法問題は、様々な項目からバランスよく出題されているので、これまでの授業やテキストの総復習を通じて、基本構文、文法・語法、語彙(ごい)などを確実に身につけておくことが不可欠である。

会話文問題では文脈理解がポイント

会話文に基づく問題では、特別に難しい会話表現は出題されないが、応答表現などの基本的な会話表現には習熟しておく必要があるので、過去問や問題集などを利用して十分な対策をとっておこう。ひと続きの会話文と2人の対話文という2種類の出題形式であるので、与えられた場面設定を正しく理解することが前提となるのはいうまでもないが、選択肢の意味内容の確認や文法・語法上のチェックも正解への重要なプロセスとなる。

語句整序問題で点差が開く

語句整序問題は得点差のつきやすい設問形式であるので十分な対策をしておく必要がある。教科書・問題集や辞書の例文などを利用して、基本構文を確実に使いこなせるようにしておくことが大切である。