河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語

※前年度入試の学習アドバイスです。今年度情報は9月下旬より順次更新いたします。

2018年度入試の問題分析

解答時間は60分、問題はすべてマークシート方式である。2018年度は1月30日の入試では大問は4題あり、Iは長文総合問題、IIは4択の文法問題、IIIは並べ替え作文、IVはやや長めの文中の語彙(ごい)問題という構成であった。1月31日の入試では大問は3題あり、Iは長文総合問題、IIは4択の文法問題、IIIは並べ替え作文という構成であった。両日程ともIの長文の設問は内容一致が中心であり、レベルはやや易~標準である。長文の長さは400~450語程度で、2017年度と比べ100語程度長くなった。IIの文法問題は基本的な文法・語法が身についていれば正答できる問題が多い。IIIの並べ替え作文はやや長めの文中の並べ替えであるが、該当箇所には和訳がある。1月30日のIVの語彙(ごい)問題は選択肢となる単語自体は基本的なものであり、力よりも文脈をしっかり理解する力が求められる問題である。

2019年度入試対策・学習アドバイス

城西大学の入試で合格点を取るには、やや易~標準レベルの長文・文法問題を確実に解けるような英語力が必要であろう。そのためには日頃から基本的な語彙(ごい)・文法の習得に努め英語の基礎力をしっかり培ってほしい。

長文読解問題対策

2018年度の入試では長文の語数はやや増えたが、60分という試験時間を考えると、設問数はそれほど多くなく解答時間は十分にある。したがって、速読を意識する必要はないといえる。ただし、その分取りこぼしができないと考えるべきである。正答すべき設問で確実に得点するためには、基本的な単語・熟語をしっかり身につけてほしい。高校の教科書や予備校のテキストに現れた未知の単語を地道に覚えるとともに、単語集なども利用して語彙(ごい)力を高めることが重要である。次に重要なのが構文力である。もちろん語彙(ごい)力は重要であるが、英単語を単純に日本語に置き換えるだけでは、正確な文意は把握できない。150~200文程度の基本的な構文集を繰り返し学習し、反射的に文意が取れるようにしよう。さらに長文読解力を養成するうえで重要なのは音読である。文章の流れを素早く把握できるようになるためには音読は有効な学習手段である。音読を行ううえで重要なのはそのタイミングである。しっかり理解できていない文章を音読しても実力の向上にはつながらない。したがって、長文をしっかり復習し、単語・構文を正確に理解したうえで、学習の最後に音読を行うという点に注意してほしい。

文法問題対策

文法問題はやや易~標準レベルで、文も短く難解な語彙(ごい)も含まれていないが、すべての分野からまんべんなく出題されているので、基本文法・語法を一通り学習しておく必要がある。問題集を反復練習し、機械的に答えが導き出せるレベルにしてほしい。目安として1題約30秒で解答できることが理想である。文法問題は素早く解き、残りの時間を長文にあてるべきだと考えよう。

並べ替え作文問題対策

並べ替え作文は文法問題と熟語が融合したものである。この形式は苦手とする受験生が多いが、文法・熟語の知識をしっかり養成したうえで問題を繰り返し練習し、形式に対して慣れておけば正答率は上がるはずである。

語彙(ごい)問題対策

1月30日のIVは形式上は語彙(ごい)問題であるが、実質は読解問題である。文脈をしっかりと考えることを意識してほしい。