河合塾講師が分析する大学別・教科別学習アドバイス。昨年度入試の分析や今年度入試の対策・学習アドバイスを掲載しています。

英語(学業特待入試)

2017年度入試の問題分析

大問が6題で、すべてマークシート方式による解答。問題は、読解問題2題、文法語法の空所補充問題、対話形式の語彙(ごい)・熟語問題、2つの文がほぼ同じ意味になるように空所を補充する文法問題、整序英作文からなり、試験時間は60分。読解問題は2題出題され(169語と132語)、本文中で用いられている語の意味を選択する問題、空所を補充する問題、本文の内容に関する選択問題などが与えられている。文法語法の空所補充問題と2つの文がほぼ同じ意味になるように空所を補充する文法問題は、前置詞、動詞語法、態、分詞などの分野から出題されている。対話形式の語彙(ごい)・熟語問題では、その文脈に適した語彙(ごい)や熟語の選択が求められた。整序英作文は6つの選択肢からなり、不要語がひとつ含まれた形式。また、日本語文の補助はないが、対話形式になっているので、そこからどのような文意になるかを類推することができる。問題は全体として標準的なレベルが中心だが、文法問題や語彙(ごい)問題には紛らわしい選択肢が含まれるものもある。

2018年度入試対策・学習アドバイス

読解対策

読解問題は、文章の長さも長くなく、英文も比較的読みやすいものが出題されている。高校の教科書レベルの読解力が習得されていれば、読み進めるのにさほど苦労はしない。よって読解問題の対策は、学校や塾の勉強をどれだけ丁寧に進めていくかにかかってくるので、普段から文章の内容把握と、細部の点検をおこたりなく進めていこう。予習復習の際には、英文の意味の把握に加えて、設問対策として、主語と述語の対応、不定詞・分詞・動名詞の意味と用法、前置詞・接続詞の機能などにも注意を払っていくようにしよう。

語彙(ごい)力増強

また、いうまでもないことだが、基本的な単語・熟語はきちんと習得しておきたい。読解問題の設問、文法語法空所補充問題、対話文形式の熟語問題などでは単語や熟語の細かい知識が答えの鍵になっている。特に教科書の単語は重要なので、市販の単語集や熟語集を利用するだけでなく、教科書のページごとに掲載されている新出語句や、巻末の語彙(ごい)リストをうまく活用して、わからない単語がないようにしよう。その際、単語の意味を表面的な日本語訳だけで覚えるのではなく、用いられている文脈のなかで帯びている具体的な意味を考えるようにしよう。また、白鴎大学の問題では、ある単語・熟語を別の単語・熟語に置き換えることを求めているケースが多い。同義語や類義語に関しては普段から意識するようにしたい。

基本文法・語法の習得

整序英作文問題は日本語の補助がないので、文脈をきちんと捉え、文法語法の知識を正確に使って語の配列を決定していかなければならない。そのために文法単元別に整理された基本例文は一通り習得しておいたほうがよいだろう。少なくとも教科書やテキストに載っている例文はすべて理解し、すらすらと口をついて出てくるくらい読み込んでおきたい。語の配列だけでなく、準動詞の使い方や前置詞・接続詞の用法は特に意識して覚えていこう。受験勉強の仕上げには過去問も解いておきたい。数年分の問題を解いておけば、多様な問題形式や難易度を知ることができるし、時間配分などの事前準備もできる。大いに活用しよう。