これからの学習方法

それぞれの入試に応じた直前期の学習法、時間の活用法などについて紹介しています。

センター試験、私立大学一般入試、そして国公立大二次試験と続くこの時期はそれぞれの受験科目に対するバランスのよい時間配分と、効率的な学習方法が要求される。一度これまでの学習を振り返り、入試に向けて綿密な学習計画を立てておこう。

それぞれの入試に応じた直前期の学習を

これまでの学習を得点力に結びつけることができるかどうかは入試直前期の学習方法次第といっても過言ではない。ゴートゥースクール・ドット・コムではそれぞれの入試に応じた学習アドバイスを掲載している。これらを参考にして得点力に結びつけ、効率のよい学習に努めてほしい。

不得意科目をあきらめないで、受験チャンスを広げよう

この時期注意してほしいのが「科目の絞り込み」である。秋の段階で不得意科目をあきらめ、得意科目だけに科目数を絞る人がいる。しかし、早い時期からの科目数の絞り込みは、国公立大学・私立大学ともに自ら選択の幅を狭めることにもなりかねない。科目数を絞り込んだために、出願間近になってから受験できる大学がほとんどないことに気がついた…などということのないように慎重に考えよう。

センター試験直前学習対策
20科目にわたって、2017年度の問題傾向分析と2018年度センター試験予想・対策を掲載。どのような学習対策が必要なのかをアドバイス、出題が予想される分野について項目を立てて「チェック例題」を用いながら、対策のポイントを提示。
国立大学別入試学習対策
11の国立大学について、出題科目ごとに「最近の出題傾向」と「2018年度入試予想・対策」を掲載。
私立大学別学習アドバイス
私立大学の出題傾向は、大学によって様々。個々の私立大学について、一般入試科目別に「2017年度入試の問題分析」と「学習アドバイス」を掲載。

出願分野を研究して問題形式に慣れよう

教科・科目間に得意と苦手の差が大きい人は、これから先、直前期までは得意科目に頼って得点をかせごうと考えるよりも、苦手科目が足を引っ張って不合格になるようなことがないよう、苦手科目の頻出分野を重点的に克服する勉強をしよう。いきなり難しい参考書に取り組む必要はない。高校の教科書の見直しや章末問題に繰り返し取り組むことが一番大切である。そのうえで、得意科目については、ある程度基本事項を押さえていることと思うので、応用問題に多く取り組んでいこう。

未習分野が多く試験範囲の勉強が十分にできていない人は、まず教科書レベルの基本事項を一通りチェックし、各科目で大きな得点源になる分野から重点的に勉強して、徐々にその分野を広げていこう。

ある程度自信のある受験生は過去問を使って応用力とスピード力をつけよう。そのなかで自分の弱点を発見したら、そこを重点的に問題集・参考書で補強したい。

いずれの場合も、センター試験や受験する大学の過去問を解くことで、出題形式に慣れることも重要だ。入試当日に初めて出題形式を知るようでは、それがどんなに得意な科目であってもあせりが先に立ち、解ける問題も解けなくなってしまう。それぞれの出題分野を徹底的に研究し、出題傾向に慣れておくことが高得点のカギである。

総復習と見直し、残り時間をうまく活用しよう

入試直前期は、新しい問題に取り組むよりも、今までに使ってきた参考書・問題集・ノートなどを使って、勉強してきたことの総復習をしよう。過去に受けた模試の見直しも効果的である。

入試も直前になると、多くの受験生は「まだまだ勉強不足」「未習分野があるのでは」と不安になりがちだが、完璧な勉強をして、余裕を持って受験に臨む受験生などほとんどいない。皆が同じように不安とあせりのなかで苦しんでいる。これから入試までの残り時間は、「やるだけのことはやった」と自信を持って入試に挑むため、今やらなければならないことを冷静に判断し、効率よく取り組むことが一番大切である。もちろんリラックスすることも忘れずに。

小論文・面接試験対策も抜かりなく

国公立大学の後期試験日程や私立大学の一般入試で小論文や面接を導入している大学は多い。小論文の採点基準は、一般的に「表現・表記」「文章構成」「内容・展開」といったものからなり、細かいところでは、誤字・脱字や、段落を一字分あけなかったりしても減点の対象になる。対策としては、とにかく何度も実際に書いてみて先生に添削を受けること。もちろん、書くことの素質を身につけるためには、それ以上に、読んで理解する力をつけることが大切である。

面接試験では、志望の動機、併願校、高校生活、趣味、性格、自己PR、将来の希望、愛読書などが基本的な質問項目である。これらはすらすらと答えられるよう、あらかじめ答えを用意しておきたい。また、各学部の特性に合わせた時事問題も質問項目のひとつである。例えば医学部では、臓器移植、老人医療、ガン告知、医療ミス、安楽死など。また口頭試問として学科試験に近い内容の問題を解答させたり、英語での応答を課すところもある。面接のスタイルも個人面接から集団面接までいろいろなタイプがあるので、模擬面接などで練習しておくのも有効である。