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金沢医科大学 英語
2008年度入試の問題分析
全体は大問7題の構成である。大問1は文法・語法・語彙問題(小問7問)、大問2は会話形式の応答問題(小問4問)、大問3は文整序問題(小問1問)、大問4は日本語の与えられない整序問題(小問3問)、大問5は中文の内容一致問題(小問1問)、大問6は客観式の中文空所補充問題(小問6問)、大問7は客観式の長文読解総合問題(小問11題)という構成であった。入試問題としての難易度は、大問1〜2は「普通」、大問3〜4は「やや難」、大問5は「普通」、大問6は「やや難」、大問7は「普通」で、全体として2007年度よりも難化しているといえるだろう。大問4の語句整序問題の解答と日本語訳を紹介しておくので、その難易度とポイントを確かめ、各自、今後の学習の参考にしてほしい。
(1)Beth was going to return a DVD on her way to work, but the heavy rain (made / her / give up / stopping by / the rental shop). 「ベスは会社に行く途中にDVDを返却する予定だったが、大雨のため、レンタルショップに立ち寄るのをあきらめた」
(2)By the year 2009, it is estimated that in (the United States / as many as / half of / all workers / will perform / their jobs) at home through the use of computer systems.「2009年までには、合衆国ではすべての労働者の半分もの人たちが、コンピュータシステムを使用して自宅で仕事をこなすようになると見積もられている」
(3)We have all had the experience of listening to (someone / who seems / to / be saying / one thing), but means another.「私たちの誰にでも、あることを語っていても本心では別のことを考えているように思える人の話を聞いた経験があるものだ」
2009年度入試対策・学習アドバイス
文法・語法・語彙の総整理がまず必要
金沢医科大学入試の学習対策としては、文法・語法・口語表現・語彙等の総整理を基礎力養成として、最初に確実に完成させることだろう。2008年度の同大学の問題を解いて感じるのは、大学側が受験者側にかなりのレベルの語彙力を求めていることであるが、大学入試レベルを超えた難単語の知識を求められているわけではないので、あくまで‘必修単語’は英単語集などを活用して入試までに確実に整理しておきたい。
入試までに、医療系テーマや科学系論説文の英文を読み慣れよう
例年、同大学の読解問題は、科学系論説文や時事的・社会的テーマを扱ったものが大半であったが、2008年度では大部分の英文が‘医療系テーマの論説文’になっており、出題傾向に大きな変化が見られる(大問1は「バランスの取れた規定食」、大問3は「肉体の健康と精神の健康の医学的関係」、大問5は「北極海の氷の消滅と地球温暖化の問題」、大問6は「血液の輸血に関する危険性」、大問7は「騒音による聴覚障害症の拡張現象」であった)。英文の読解力は、先に述べたように‘文法・語法・語彙’という基礎力を固めながら、同時にどれだけの量の英文をしっかりと読んでいるかによってほぼ決まるので、本番までに医療系英文や科学系論説文を中心に十分な量の英文の読解に慣れておくことが、最善の入試対策であり、同大学が受験生に求める合格の必要条件だといえるだろう。
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