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2007年度入試は最近の問題よりやや難化したが、最近は難易度に関する大きなブレはなく、全体として「やや難」という状況が続いている。突然「難しくなる」または「易しくなる」といったことは考えにくい。このレベルで推移していくものとしてしっかりと準備していきたい。
【1】いろいろなタイプの「図形問題」の攻略をめざす!
2005・2006年度と2年続いた「空間図形」をテーマとした問題は2007年度も続き、2007年度は前期・後期とも出題されていた。「平面図形」も合わせると、前期日程で5題中2題、後期日程では4題中2題が何らかの形で図形と関係している。分野は、『図形と方程式』や『平面図形』、『空間座標』、『2次曲線』など幅広く出題されていることに注意したい。とにかく様々なタイプの「図形問題」がこれまでに出題されている北海道大学であるから、苦手な分野をなくし、さらに、複数の分野にまたがって出題されるいわゆる融合問題の対策も抜かりなくやっておきたい。また、後期日程に「空間の求積問題」が出題された。北海道大学では初めてのタイプである。過去問演習はもちろんだが、新傾向の問題の対策もできる限りやっておきたい。
【2】『場合の数』・『確率』からの出題に注意!
2005年度はこの2つの分野からの出題はなかったが、ほぼ毎年出題されるものと見てよい。2007年度は文系・理系ともに「場合の数の漸化式」であった。以前はいわゆる「反復試行」の問題が多かったが、最近は幅広く様々なタイプの問題が出題されている。レベルは1996年度の超難問を除けば、標準問題ばかりであるから、過去問などを利用して嫌わずにしっかりと準備しておきたい。また、これまでは文系・理系の完全な共通問題として出題されることが多かったが、最近では、設定は同じだが文系の問題とは別に設問したり、設問を追加するなどしてやや難しくしていることが増えてきたことに注意しておきたい。
【3】数学 III の『微分法・積分法』を得点源に!
北海道大学で出題される数学 III の最近の問題は、すでにどこかの難関大学で出題されたことのある良問やどこにでも出ていそうな典型的な問題であることが多い。難問であることも多いが、ハイレベルの良問を数多く演習しておけば心配ないだろう。2007年度も見慣れないタイプの問題は合否に影響なく、典型的な問題の出来で合否が決まった。古くから「微分・積分の問題は裏切らない」と言われているのは確かにウソではなく、しっかりと学習してきた者がきっちりと完答し、センター試験の失敗を挽回して合格したという例も数多くある。「数学 III の『微分法・積分法』の問題を完答することが自分の合格にとって大切なことなんだ!」と信じて、コツコツとしっかり学習をしてほしい。
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